一緒
ピンポーン!
朝方まで女性陣に搾り取られて、やっと寝かせてくれたと思ったらインターホンを鳴らす音が聞こえだす。
いや、さすがにこんな早朝にバスのインターホンを鳴らす人はいないはず。
きっと幻聴だ。
そう自分に言い聞かせると誰だか分からないが隣の女性に抱きつくと、また眠りにつこうとする。
ムニュッ
あっ、このオッパイはサバルさんかな?
さすがの揉み心地。
ピンポーン!
サバルさんは胸が大きいから揉み応えが‥。
ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!
ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!
そんなに連打しなくても‥。
俺は眠い目を擦りながら、ゴチャ寝している嫁達を避けながらキングサイズのベッドから降りようと試みる。
ガシッ
アリアに足首を掴まれてしまう。
「私も一緒に行く。」
ボソッと呟くとアリアが俺の首に抱きついてくる。
アリアの意思は固そうなのでそのまま連れて行く事にする。
俺の首に抱きつくアリアをお姫様抱っこに切り替えて、寝室から出ようとする。
ドンッ!
「ボクもいく!」
今度はミーが背中に抱きついてくる。
魔女っ子の件もあってミーも精神が不安定のようなので、ここも無理に止めずに連れて行く事にする。
もともと肉体改造されて力も強くなっているのと、アリアとミーはかなり軽いので苦もなく歩く事が出来たのであった。




