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判断

その後の話し合いでも、魔女っ子三姉妹の処遇については意見が分かれていた。


今の所、王都に残すと連れて行くと処分するの三択になっている。


わりかし処分の意見が多いせいで話し合いに緊張感をもたらせていた。


「申し訳ないけど、俺の中で処分はあり得ない。

王都に残すか連れて行くのどちらかにしたいと思う。」


ここでは俺の意思をはっきり伝えておくことにした。


俺の話に何人かが悔しそうな顔をしている。


「さて、どっちにしたものか‥。」


思わず口が俺の口からこぼれてしまう。


「連れて行っても問題起こしそうだし‥。

王都に残しても問題起こしそうだし‥。」


No.9さんの中では魔女っ子三姉妹はかなり評価は低いようだ。


皆んなが並んでいると、チュッチュッチュッチュッとほっぺや首筋にキスをしていたアリアが口を開く。


「トウマがこのハーレムのリーダーなんだから、トウマが決めるべき。」


アリアが真っ当な事を言っているように聞こえて、実は無茶苦茶な事を言う。


そもそもハーレムじゃないし‥。


増え続ける女性を前にしてもハーレムとは認めたくない自分がいた。


アリアの言葉を聞いて、全員の視線が俺に集まった。


「王都に残すと街の人に影響が出るかもしれない。あと目を離すと何をするかわからないので目の届く範囲に置いておく事にします。」


魔女っ子三姉妹を連れて行く事に決めたのであった。

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