聖域
「え〜、中がいいのだ!」
「私もそっちに行きたいなぁ。」
「私だけでもいいので!」
食い下がる魔女っ子三姉妹を何とか荷物置きに詰めてしまう。
「お願い閉めないで!」
「助けて!」
「暗いのは嫌ぁ!」
荷物置きの扉を閉める時に聞こえた魔女っ子三姉妹の断末魔のような叫びが耳に残っていた。
アリアの機嫌が直ったら乗せてやるから‥。
そう心に誓うのであった。
「さぁ、私達はこっちに。」
アリアが積極的に俺の手を引っ張りながらバスに乗り込む。
「とりあえず適当に走らせようか。」
俺はアリアに話し掛けながらバスの運転席に座る。
ん?
アリアからの返事がなかった。
不思議に思い、アリアの方を見ると丁度運転席に乗り込もうとしていた。
「ちょっと、どうしたのアリア?」
運転席に乗り込もうとするアリアに質問する。
「‥‥‥
抱っこ。」
アリアはそれだけを発すると俺の方を向いたまま、膝の上に乗ってくるのであった。
確かにこのバスは女神様特注なので運転席がかなり広いけど‥。
アリアの行動には驚かされてばかりだ。
さらに抱っこの状態でアリアからキスをされる。もちろん濃厚なキスである。
静かな車内に2人の舌が絡み合う音だけが響き渡る。
くっ、これはHな気分になってきたぞ。
さすがにアソコが反応してしまう。
アリアは濃厚なキスをしながら俺のアソコが大きくなったのを感じると笑みをこぼす。
うわぁ、マジで可愛い!!
俺がアリアの仕草に惚れ直していると、アリアがスカートに手を入れて紐パンの結び目を引っ張ってしまう。
スルスル
自ら下着を脱いでしまう。
「ちょっと、アリアさん!
駄目だよ!
ここは神聖な場所なんだから。
俺にとっての聖域だよ!」
しかし、アリアは俺の言葉に耳を貸さない。
こんな事は許されるはずが‥‥
最悪、アリアを突き飛ばす事は出来たがするはずもなく‥。
「入っちゃった。」
アリアがペロッと舌を出すのであった。




