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朝食1


「説明してもらえますか?」


俺は目の前の人物達に少し怒りを込めて問いかける。


すると国王様が口を開く。


「今は、皆んなで仲良く朝食を食べているところだが。それが何か?」


国王様が真面目な顔で答える。


「いや、そうじゃなくて!昨晩の事ですよ!」


思わず机を叩いてしまう。

食器がガチャっと音を出したのでルナ様がビクッとなっていた。


「まぁまぁ、落ち着きたまえ。」


宰相さんが宥めてくれる。


「昨晩‥。あぁ、昨晩は君がお風呂で倒れたので部屋に運んでおいたのだ。ダメだぞ、のぼせる程お風呂に入ったら。」


国王様がおちゃらけた口調で話してくる。


「その節は、ご迷惑をお掛けしました。じゃなくて!その後のことですよ!!」


「その後‥、君が私と宰相の娘の処女奪ってしまったのだ。」


国王様と宰相さんから殺気が立ち込める。


「えっ、俺が奪った事になってるの?」


すると国王様と宰相さんの横にいた女性がシクシクと泣き出してしまう。


いや、それ絶対に嘘泣きだよね?

直前まで黙々とご飯食べてたよね??


国王様の隣の黒髪の女性が口を開く。


「メイドとトウマ様の様子を見に行ったら、いきなり襲ってきて‥。抵抗したのですが力では勝てなくて‥。メイドには前からと後ろで2発。私は前後立ってで5発だされました。」


黒髪の女性がその時の状況を生々しく国王様に説明する。

黒髪の女性は国王様に寄れかかって泣いている。


くそ!わざとらしい。


話を聞いて国王様の殺気がさらに強まってしまうのであった。

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