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帰還
「ねぇ、ロージー姉さん。」
「なんだい、デイジー。」
「何で私達、木に縛られて延々と魔力を吸われてるの?
それに目の前でキスしてるのを見させられてるの?
これって拷問?」
「拷問だね。
何か目の前でイチャイチャされると哀しくなってきたよ。」
ロージーとデイジーが目の前のキスシーンを見て、しみじみと語っている。
「あ〜羨ましいですぅ。
呪われたりしなければ、今頃結婚して幸せになってかもしれないのに‥。
全部、姉さんのせいですからね!」
エルジーは姉2人の怒ります。
「だからごめんって何百回も謝ってるじゃん!
いい加減許してよ。」
「許さない!!」
姉妹の喧嘩は延々と続くのであった。
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「あ〜お腹いっぱい!」
ノコは膨れ上がったお腹をさすりながら王都の中を歩いていた。
見た目は可愛いのにお腹はさする仕草はオッサンのようで、すれ違う街の人はギョッとなっている。
「腹も膨れたし、そろそろギルドに戻ろうかなぁ。」
三姉妹から渡されたお金で豪華なお昼を食べ、ご機嫌で冒険者ギルドに帰還する。
そして‥
「何じゃこれ!!」
叫び声をあげるのであった。




