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帰還

「ねぇ、ロージー姉さん。」

「なんだい、デイジー。」

「何で私達、木に縛られて延々と魔力を吸われてるの?

 それに目の前でキスしてるのを見させられてるの?

 これって拷問?」

「拷問だね。

 何か目の前でイチャイチャされると哀しくなってきたよ。」


ロージーとデイジーが目の前のキスシーンを見て、しみじみと語っている。


「あ〜羨ましいですぅ。

 呪われたりしなければ、今頃結婚して幸せになってかもしれないのに‥。

 全部、姉さんのせいですからね!」


エルジーは姉2人の怒ります。


「だからごめんって何百回も謝ってるじゃん!

 いい加減許してよ。」


「許さない!!」


姉妹の喧嘩は延々と続くのであった。


 ・

 ・

 ・


「あ〜お腹いっぱい!」


ノコは膨れ上がったお腹をさすりながら王都の中を歩いていた。


見た目は可愛いのにお腹はさする仕草はオッサンのようで、すれ違う街の人はギョッとなっている。


「腹も膨れたし、そろそろギルドに戻ろうかなぁ。」


三姉妹から渡されたお金で豪華なお昼を食べ、ご機嫌で冒険者ギルドに帰還する。


そして‥


「何じゃこれ!!」


叫び声をあげるのであった。


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