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逃亡


「どうして私が‥。」


部屋の隅でぶつぶつ呟きだしたエルジー。


あっ!

これって逃げられるチャンスじゃない?


俺は出来るだけ音を立てないように部屋かを出ていく。


冒険者ギルドの個室がある箇所から出入り口を目指して歩いていると後ろから声がかかる。


「「逃げる気!!」」


ロージーとデイジーだ。


ボロボロの状態で部屋から出てきた時に見つかってしまった。


もちろん振り返ったり立ち止まるつもりはない、早足で出入り口を目指す。


ロージーもデイジーも痺れと毒のせいで動きは鈍い。


このまま逃げられるかと思ったが、世の中そんなに甘くないようだ。


ロージーがファイアボールで攻撃してくる。


ボロボロなのでそこまで高度な魔法は使えないようだが、腐っても魔女だ。普通の魔法使いのよりも巨大な火球が俺を目指して飛んでくる。


一発目はギリギリ避けられたが二発目は直撃コースだ。


俺は避けられないと悟ると、咄嗟に目を瞑る。


バン!


何かが弾かれる音が聞こえる。


その直後、誰かに抱きしめられるのであった。

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