表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
442/628

説明


 俺は魔女っ子を助ける為、つい反射的にバスから飛び出してしまった。さらに服をガッチリ掴まれて逃げられそうにない。


「お金ならあげますので、助けて下さい。」


物語に出てくる、襲われるNPCの様なセリフを言う俺。


「お金???

 そんなのいらないのだ。

 欲しいのは‥‥。」


魔女っ子がニヤニヤ笑いながら俺の事を見てくる。


「なに?

 欲しいのって‥

 まさか!?

 命とか言わないよね?」


どんどん恐怖心が増していく。


「イヒヒヒヒ

 そんな怖がらなくて良いのだ。

 命とかいらないのだ。

 私達はこの界隈で有名な優しく可愛い魔女。

 とりあえずお兄さんの事を教えてくれる?」


魔女っ子から笑顔が消え、真顔になる。


ちょっ、いきなり真顔って!


とにかく相手を刺激しないように余計な情報を言わないようにする。


「冒険者のトウマです。

 ごくごく普通の人間です。

 好きなのは乗り物です。」


よし、無難な自己紹介だ。


ん?

俺を掴む魔女っ子の手が震えている。


????


「何が普通の人間だ!!

 私達の本気の攻撃に耐えられる人間がいるか!!

 はぁ?

 舐めてんじゃねぇぞ!!」


あっ、これはダメなやつだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ