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ついでに‥
既にのぼせる寸前なのに国王のアレが目の前にあって、さらに何故か宰相さんまでも立ち上がって近寄ってくる。
「実は私の娘も結婚相手を探していてね‥。ついでにもらってくれないか?」
宰相さんが軽い口調で結婚を進めてくる。
「あっ、それはずるいぞ。それならウチの第二王女もついでにもらってくれ!」
国王まで結婚を進めてくる。
「だったらお付きのメイド達も一緒に‥。」
国王と宰相さんが2人の世界に入り込んでいるようだ。
「もしも反対されたらどうしますか?」
宰相さんが真面目な顔で国王に問いかける。
「その時、使徒さまが色情狂で泣く泣く嫁に取られた事にすれば‥。」
国王が聞き捨てならない事を言い出した。
さすがに抗議しようと思った時、限界がきたようでその場で意識を失ってしまうのであった。