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作業は続く


「さぁ、やりますか!」


朝から気合を入れて、自己を鼓舞する。

そうしないと心が折れそうだったからだ。


今日も続く城壁を直す作業。


ただ、作業する環境に変化はあった。


「あっ、それロンです!」

「え、マジ?」

「チッ!」

「え〜。」


どこから持ち込んだのか嫁達が麻雀をしている。日光を避けるためのテントの下で。


「ちょっと、誰ですかハートの6を止めてる人!悪魔ですか?」

「さぁ、誰でしょうね?」

「‥‥‥。」

「ふふふ。」

「わ、私ではないですよ!」


こちらでは7並べが行われていた。


俺はというと炎天下でのテリトリス。


「大丈夫?」

「旦那様、お水です。」

「私もあっちがいいなぁ。」


一人ぼっちで作業かと思われたが、葵さんにもらった日傘を刺したフェリス王女が寄り添ってくれた。


正直、嬉しかったが少しだけ面倒でもあった。


「休憩しません?」

「休みましょう!」

「私もその意見に賛成!!」


声が1人増えてさらに騒がしくなってしまった。


「いや、まだ始めたばかりなので‥」


「あ〜わからない人ね。

 私もアソコで遊びたいの!」

「疲れた顔をされてますので‥。

 心配なのです。」

「私もトランプしたいです!」


葵さん達が持ち込んだ地球産の遊びに夢中になる嫁達であった。

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