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ピンポン


俺は今、バスを走らせている。


異世界なので対向車も信号もない、ノンストレス状態。


最高だ!


ピンポン!


突然、降車のボタンが鳴る。


「何でしょうか?」


機嫌良く運転していたのに邪魔をされて、少し不機嫌気味に答えてしまう。


「王都の場所、分かりますか?」


ルナ様が心配して話し掛けてくれたようだ。


「大丈夫ですよ。優秀なナビゲーションシステムがありますので。」


思わずルナ様が知らないであろう答え方をしてしまう。


ピンポン!


また降車のボタンが鳴る。


「朝からご機嫌ななめですね。」


今度はソフィアさんだ。


「いや、降車ボタンは話す度に押すものではないです!」


ピンポン!


「まぁまぁ、斗馬さんも機嫌直して下さいよ。」


今度は葵さんが押したようだ。


いくら注意しても降車ボタンを押すのをやめてくれないので最後はスイッチを切ることにした。


ちなみに王都に向かっている理由は、王様に結婚の挨拶をする為である。

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