表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
398/629

シンクロ


女神様印の飲み物を飲み干したフェリス王女は開口一番に叫ぶのであった。


「不味!」

「不味!」

「不味!」


3人がシンクロしていた。


あ〜美少女が表情を曇らせてるよ。

女神様はなんて物を飲ませてるのだ‥。


その後もフェリス王女は不味い不味いと、のたまっていた。


それから数分後‥


「何て物を飲ませるの!」

「まだ舌に味が残ってます。」

「2度と飲まないから!」


3人の愚痴が止まらない。


「「「あっ!」」」


フェリス王女が目を見開いて驚く。


「お母様達の声が聞こえます!」

「お母様!!」

「あっ、私にも聞こえます!」


3人がお互いの声に気がついたようだ。


フェリス王女は感情が爆発したのか涙をボロボロと流しだす。


あっ、ちょっと感動の場面だ。

俺も少しホロリと‥。


「良かった!

 これで直接文句が言えますわ!!

 ちょっとやってくれましたね、このババァが!!」

「お母様!

 どういう事ですか?

 娘の身体を使って浮気するとは‥。

 私、怒ってますからね!!」

「おい!

 誰がババァよ!!

 あっ、そんなこと言うの?

 わかった!

 その喧嘩買ってあげるわ!!」


感動する場面にならず、修羅場へと変わるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ