多忙
女神様に俺がプロポーズしたと勘違いさせてしまっていた。
一瞬、女神様が飛び出してくるかと身構えたが特に何も起こらなかった。
警戒しながら女神様の声に集中していると、声が聞こえてくる。
「本当は飛んで行きたいのだけど、天界が少し揉めているのよ。
ほんと面倒なんだけど、かなりヤバい状況だから私が力を貸さないと‥。
で、お願いだったわね。
時間がないから根本解決は無理だからとりあえず、皆んなが話せるようにしてあげるから。
では、またね。」
女神様はそれだけを言うと声が聞こえなくなる。
それから数分後、俺の目の前にいきなり栄養ドリンクのような瓶が現れる。
なるほど、これを飲ませろということか‥。
俺はその瓶の飲み物をフェリス王女に渡す。
「不味そう。」
「‥‥‥」
「あまり飲みたい色ではないですね。」
3人が難色を示す。
「いいから飲め!」
アリアがフェリス王女から瓶を奪うと無理やり口に咥えさせる。
フェリス王女が抵抗を見せるが、アリアは鼻をつまんで飲み込ませる状況を作る。
ゴクッ
息が出来ないのでフェリス王女は瓶を中身を飲み干すのであった。
間違ったお詫びに2話投稿します。




