表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
390/628

不可能

普通にドン引きするアリアに不安になる俺。


「別に交わりたくて交わったわけでは‥

 そもそもまだ交わったと決まった訳じゃないよね?」


認めたく無いので一応反論してみる。


「んな訳ないだろ?

 証拠あるし。

 見苦しい言い訳するな!」


No.9さんに怒られてしまう。


う゛

ミーの視線が痛い。

何か怖い者を見るかのような視線だ。


このままの話の流れはマズイ。

ここは話を逸らさないと‥。


「フェリス王女の呪いはアリアに解けそう?」


話を逸らす。


「無理だ。」


アリアに秒で即答される。


全く悩んだ様子もなかった。


「一応、理由を聞いても?」


「魂が混じり合ってしまっている。

 無理にそれを解くと、全員が消えてしまう恐れがある。

 不憫だと思うが、生きたいのならこのままで過ごすしかないと思う。」


アリアが深刻な顔で答える。


これは確かに不憫だ。


なかなか結婚できなかったのも頷ける。


グッスリ眠るフェリス王女が可哀想に思えるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ