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事情聴取
ベッドの周りを取り囲む女性陣。
不安要素があるのでバスで待機させていたはずだが‥。
「女神様の加護があるので大丈夫ですよ。」
俺の考えをよんだのか葵さんが疑問に答えてくれる。
「なるほど‥。」
葵さんの笑顔が怖くてマトモな返答が出来なかった。
「で、これは何でしょうか?」
サバルさんの質問から取り調べが始まった。
「わ、ワインでも溢したかなぁ。」
ダメ元で嘘をつく。
「血液の匂いだが‥。」
アリアに秒で嘘を見破られる。
「男らしく素直に答えなさい!」
サバルさんがキレる。
「はい!
一人でこの部屋で寝ていたら、フェリス王女とアサシンメイドに襲われて‥
気がついたら今の状況でした!」
正直に答える。
俺の返答に女性陣がやれやれといった表情を見せる。
おっ、この流れは許してもらえるかも‥。
「「「「「「正座!」」」」」」
女性陣が声を揃えてくる。
「はい!」
俺はベッドから飛び出して、床に正座する。
それから一人一人に説教される事になり、全てが終わるのに2時間かかるのであった。




