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3人目??


 魔法で眠らせたはずのフェリス王女が立っている。


そこに立っているのは私の知るフェリス王女でなかった。


内気や強気の時とは違う雰囲気がフェリス王女から感じる。


無意識に隠し持っている武器に手をかけてしまっていた。


この雰囲気は只者ではない。


気がついたら背中に冷や汗が出ていた。


「それ以上はいけないわ。

 娘達が悲しむ事になるから‥」


フェリス王女が口を開いたかと思ったらとんでもないことを言いだした。


娘?


!!!!!


確かフェリス王女の母親は出産後に死んだと聞かされている。


その母親が出てきたのか??


俄には信じられないが、その圧倒的な雰囲気から納得する自分がいた。


「しかし、この疼きが‥」


あと少しで一つになれたのを邪魔され、思わず反論してしまう。


「別に交わる事自体は問題ないのだけど‥

 ようは順番かしら。

 まぁ、終わったら起こしてあげるから少し眠りなさい。」


フェリス王女はそう言うと指をパチンと鳴らす。


私を眠らせる?


フッ


私は訓練されたアサシンメイド。


睡眠耐性など、訓練で疾うにとっている。


効くはずが‥


そこで私は意識を失うのであった。

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