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スイッチ


 彼の口に舌を入れた瞬間、身体がゾクゾクしてきた。

過去に何度か命の危険を感じた時にもゾクゾクすることはあったが、今回のはそれとは違う。


身体の下腹部に違和感を感じる。


もしかしたら私は高揚しているのか‥


考えている間も舌の動きは止まらない。


室内にクチャクチャとして音だけが響き渡る。


お互いの唾液が混じり合う。


!!!!!


何て美味しいんだ。


舌の動きがさらに早くなる。


あ〜下腹部が疼きだす。


もう偽るのはやめよう。


私は感じている。


素直に認めると更なる快感が身体を侵食する。


カチャ


私の中で何かの音がした。


それは何かのスイッチが入ったのか、それとも壊れていた歯車が直ったのか‥


更なる快楽を求める身体を止めるものはない。


理性など、とっくに捨てている。


この身体の疼きを止める方法は一つしかない。


さぁ、交わろうではないか。


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