表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
372/628

シャドウ


フェリス王女に紹介された人物は「彼女は」って言うのだから女性なんだろう。


某怪盗のようなレオタードのような衣装をきているが、あまりに凹凸がないので明確に女性ぽっさはなかった。


布のような物で頭をぐるぐる巻きにして目元に少しだけ隙間があるので、そこから見ているのであろう。


フェリス王女はアサシンメイドと紹介したが、アサシンなのはわかるがメイドの成分は1ミリも感じなかった。


俺がアサシンメイドを凝視しているとフェリス王女がさらに言葉を続けた。


「彼女の名前はシャドウ。

 私が生まれてからずっと一緒にいるわ。

 何でもお願いを叶えてくれる優秀なメイドさんよ。」

「彼女の名前はエルちゃん。

 気がついたら近くにいたの‥

 本当は仲良くなりたいのに全然会話してくれなくて寂しいの‥」


クッ

全然言ってる事違うじゃん!


見るからにシャドウじゃん。

エルちゃんの要素はないよ!


「シャドウは訓練されているから何をされても喋らないのよ。

 ちょっと試しに胸で揉んでみなさい。」

「エルちゃんは生まれた時から喋られないみたい。

 会話出来たらいいなぁ‥」


おっと、また情報が違うよ。


う〜ん、フェリス王女からお許しが出たから少し触ってみるかな。


俺はアサシンメイドに手を近づける。


『き、汚い手で触るな!』


フェリス王女とは違う声が聞こえるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ