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演技


一国の王女がキスする寸前まで近づく。

普通ではあり得ない状況に逆に冷静になってしまう。


キスしてこないという事は何かあるのか‥


笑みも溢れているし余裕も感じる。

しかし、何か腑に落ちない。


ん?

するとフェリス王女の額に汗を見つけてしまう。


成る程、これは演技だな。


余裕があるように見せて実は心臓バクバクさせているとか。


無理しちって。


俺は無理して演技するフェリス王女に悪戯をしたくなってしまう。


まずは攻守逆転だ。


俺は顎クイしているフェリス王女の手を掴むと頭の上に持ち上げる。


そして逆にフェリス王女に顎クイをする。


さぁ、追い込んだぞ。


「このままキスしたらどうなると思う?」


フェリス王女と同じセリフを吐くと表情を観察する。


ん?

思ったより焦ってない?


焦ると思ったがどことなく余裕があるような‥。


そんな俺にフェリス王女が小さな声で呟く。


「王女を無理やり押さえつけるなんて‥

 正気ですか?」


ここで俺はフェリス王女の策略に引っかかった事に気がつく。

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