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作業


 No.9さんにいろいろdisられたが、何とかゲームモードを変更する事で城壁を積み上げる事に成功した。

後は壊れた城壁を直すだけだ。


‥‥‥いや、多いって!


この王都、城壁何枚あるんだ??


広い都市を囲っているだけあって終わりが見えてこない。


しかもこのテリトリスは俺にしか操作出来ないとの事。

要は交代することが出来ないということだ。


なので延々とテトリ◯ではなかった。

テリトリスを頑張るしかないのだ。


もうこれはゲームではなく作業になってしまっていた。


そんな時に災いが自ら近づいてくるのであった。


「こんにちは。」


ボッーとゲームをしていると、背後から声をかけられる。


完全に油断していたのでかなりおどほきてしまう。


しかし、恥ずかしい姿をみせるわけにはいかないので悲鳴を上げるのは我慢する。


冷静を装って振り返る。


すると声の主はフェリス王女であった。


あっ、嫌な予感しかしない。


すると俺の心情を察したのかフェリス王女が口を開く。


「あら、そんなに嫌な顔しなくても‥

 私、傷つきましたわ。」


フェリス王女は顔を手で覆って、泣き真似を見せる。


うわぁ、見え見えの嘘泣きだ。


俺は指の間からコチラを覗いてくるフェリス王女をめんどくさい奴だと思うのであった。

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