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後始末31


機嫌の良くなった女神様に事の顛末を説明する。


「はぁ?

 何故、貴方が城壁を直す必要が?」


先程までの優しい声が嘘のようなドスの効いた声が響き渡る。


アレ?

何でそんなに怒ってるの??


「斗馬の親切心を逆手に取りやがって‥

 天罰でも喰らわせようかしら。

 モンスターがやった事にすれば問題ないし‥」


女神様が物騒な事を口にしている。


これは思っていたのとは違う流れになってしまった。

何とかしないと‥


「あの‥

 皆、悪気があるわけではないと思うので‥

 今回だけは許してもらえないでしょうか?」


女神様に頭を下げる。


「クッ!

 貴方にここまで言わせるとは‥

 まぁ、今回だけは見逃してあげる。

 でも次はないから。」


女神様が何とか我慢してくれたようだ。


「あっ、でも天罰は落とすから‥

 何がいいかしら‥

 よし、この国の子供をのぞいた者達は向こう三か月間毎朝足がつる呪いをかけるわ。」


命が助かったとはいえ、地味に嫌な呪いに同情するのであった。

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