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後始末20


 正直にバスの運転手だと伝えたが、フェリス王女は気に食わなかったのか攻撃を加えてきた。


どこから攻撃されたのかさえ分からなかったのである。


それにしても正直に伝えたのに攻撃してくるとは‥。


ここは抗議しておこう。


「ちょっと、どういうつもりですか?

 ちゃんと正直に話したのに攻撃してくるとは‥

 これが貴女達のやり方ですか?」


少し攻撃的な目でフェリス王女を睨みつける。


さぁ、どうでる?


「どういうつもりですか?

 それはコッチのセリフですよ。

 バスの運転手???

 バスとは何のことでしょうか?

 それと運転手とは?

 馬車などの御者のことでしょうか?」


フェリス王女が俺の質問にさらに質問をなげかけてくる。


あっ、確かにバスの運転手では伝わらないよね。

これは俺が悪い。


「大変失礼致しました。

 これは私が悪いですね。

 バスは特別な馬車のような乗り物だと考えてもらっていいです。

 運転手はフェリス王女の考察どうり御者と同じようなものだと思って下さい。」


俺は頭を下げてフェリス王女に謝罪する。


俺の謝罪を受けてフェリス王女の表情が少し和らいだような気がした。


このまま自然な形でフェイドアウトしていこうと思っていた矢先、フェリス王女が仕掛けてくる。


「それで、ローラ王国に現れた使徒様は貴方の事でしょうか?」


まさかのこのタイミングで使徒の事を尋ねてくるとは思っていなくて、思わず目を見開いて驚くのであった。

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