317/628
後始末1
目が覚めると俺はハンドルを抱きかかえていた。
あっ、ツイン荷電粒子砲の衝撃で気絶した事を思い出す。
とりあえずナビゲーションのマップを確認して敵の存在を確認する。
先程まで敵が多過ぎて真っ赤に染まった地図が綺麗さっぱり敵意がなくなっていた。
ん?
確かに敵意の赤は無くなったけど‥
何故か王都には黄色や薄いピンクの点が多く見えた。
青は友好的。
赤は敵意がある。
黄色は中立かな??
で、薄いピンクは少しだけ敵意があるのか‥
青が少ない事に不安を感じるが、まずは被害の確認を行う事にする。
まずは隣にいたNo.9さんと葵さんを探してみる。
隣にいたはずなのに‥
俺は2人を探すため運転席から出るのであった。
その後前方にいなかったので後方を探しにいく。
途中客席を確認するが2人を見つける事が出来ない。
少し不安になったので歩くスピードが速くなる。
そして2人を発見する。
「あっ、斗馬さんみっけ!」
「あは、お疲れ様〜。」
2人はドリンクバーで酒盛りをしているのであった。




