表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
313/628

ツイン


No.9さんが初耳な情報を当然ぶち込んでくる。


モンスターを操る??

もっと上位の存在??


かなり気になるが今は王都の人々を助けるのが先だ。


「荷電粒子砲が連発出来ないなら他に何か手はないですか?」


藁にもすがる思いでNo.9さんに尋ねる。


「フッフッフッ‥

 こんなこともあろうかと‥

 荷電粒子砲をパワーアップさせています!」


No.9さんがドヤ顔で腰に手を当てて叫び出す。


「その名も『ツイン荷電粒子砲』です!!」


背後から「バーーーン!」って文字が飛び出してくる。


某アナザーガ○ダムのようなツインなんたら砲や背後から出てきた文字よりも伝説の「こんなこともあろうかと」の言葉を生で聞かされて驚くのであった。


「だったら早く撃ちましょう!」


俺はNo.9さんに催促する。


チッチッチ‥


No.9さんが指を小刻みに振る。


「それが簡単ではないのですよ。

 一つ問題があって‥」


No.9さんの言葉に思わず生唾飲む。


問題って何だ‥


「今の場所で撃つと‥

 王都に命中します。」


‥‥‥‥


言葉が出ない。


いや、だろうね。


俺たちは王都の正門の前方に位置している。この場所で全方位に荷電粒子砲をぶっ放すと王都に当たるよね。


バカでもわかるよ‥


あまりの内容にズッこけるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ