表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
287/628

交通系ICカード


No.9さんの正論に反論する余地はなかった。


とりあえず自動運転を受け入れる事にする。


まぁ、もしもの時に使えばいいし‥。


「ちなみに追加機能はまだあります!」


ちょっと空気の悪い場を盛り上げる為に元気よく声を出す葵さんであった。


「次の機能は凄いですよ!

 なんと!

 日本全国の交通系ICカードが使えるようになります!

 またお財布携帯にも対応!

 クレジットカードにも対応しゃいます!!

 これなら外国人の方もバスに気軽に乗れますよ!!」


葵さんが言い終えるとドヤ顔になっている。


‥‥‥‥‥言葉にならなかった。


「おや?

 反応が悪いですね。

 様々な支払いに対応したんですよ。

 ほら、グローバル対応的な?」


俺の反応が悪かったのが不満げな葵さん。


「いや、そもそも運賃を支払ってもらった事ないし‥。

 さらに交通系ICカードとか誰も持ってないから‥。

 もちろんクレジットカードも‥。」


俺の言葉に葵さんの表情が曇るのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ