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チョロすぎ


葵さんがNo.9さんに無視された事でブチ切れてしまう。


2人は席を立って睨み合っている。


これはまずいなぁ‥‥まさか殴り合ったりしないよね?


戦闘が苦手な俺は止めに入れるか不安だった。


数分睨み合いが続いた。


「いいから早く天界に帰れ!」


沈黙を破った葵さんは言葉遣いが悪かった。


「嫌です。」


No.9さんは即断る。


「帰れ!」

「嫌!」

「Go home!」

「NO!」


何故に英語?


2人の言い合いは続いたが葵さんが次の手をうつ。


「斗馬さんはどう思ってますか?」


でた!

でたよ。

此処で俺に振るか‥。


「女神様が呼んでるなら『斗馬さんは残って欲しいって言いました!!』」


俺の言葉を遮ってNo.9さんが叫ぶ。


え?

俺そんな事言った?

全く身に覚えがなくて困惑した。


するとNo.9さんが何かを取り出す。


????

ICレコーダーだ。


ん?

嫌な予感がする。


No.9さんは再生ボタンを押す。


「No.9さんに の こ て ほ し い」


ICレコーダーから俺の声が聞こえてくる。


いや、のこてって言ってるけど‥。


これはやったな!


明らかに言葉を繋いだのがわかった。


いやいやいやいや、今どきこんな手に引っかかる人いないって。


ほら葵さん!

突っ込んでやってよ!


「本当だ‥。

 斗馬さん‥‥こんな事言ったんだ‥。」


葵さんは明らかに作為を感じる声を信用したようだ。


チョロ!!


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