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「スペアタイヤをケチるとか、あり得ないのですが‥。

 最低限必要な物は残さないと。」


俺は愛車を大切にしているのに変な所をケチるNo.9さんを責めてしまう。


「だって‥。

 いろいろグレード下げたり、オプション外したりしてキリの良い数字にしたかったから‥。」


No.9さんは俺に責められて、どんどん声が小さくなる。


俺たちが話していると後部座席からアリアが降りてくる。


やはり狭かったのか、降りてくると背伸びを繰り返していた。


そんなアリアの様子を見て、可愛いと思ってしまう。


あっ、俺の考えがわかったのかアリアが顔を赤くする。


う゛

いかんいかん。

イチャイチャする時間はないのだ。


とにかく他の移動手段を考えないと‥。


「動かなくなったのはコレが原因か?」


俺が対策を考えているとアリアから声がかかる。


「うん。

 何かを踏んでパンクしたみたい。

 俺のいた世界は道が綺麗だったからね。」


俺の話を聞いてアリアは何かを考えます。


そしてある行動にでる。


呪文を唱えるとパンクしたタイヤを氷で覆うのであった。


成る程、タイヤを氷で固めれば‥。


「ダメ元でやってみるか‥。

 アリア、他のタイヤにもやってくれる?」


どうせ他のタイヤもすぐにパンクするだろうからアリアに強化してもらうことにするのであった。

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