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手助け


「後悔しないですか?」

「うん‥。」

「二度と元に戻れないですよ。

 それでも良いですか?」

「うん!!」


俺の目の前でNo.9さんとミーが意味深な会話を続けている。


二度と?

元に戻る??


激しく嫌な予感がする。


ヨシ、止めよう!


俺が2人を止めようと近づくとNo.9さんは何か呟くとミーの身体が光出すのであった。


クソッ、遅かったか!


その後、ミーの光は数秒で消えるのであった。


「大丈夫か?」


俺がミーに声をかけるとミーは、ぼっーとした表情から慌てた様子で自分の下腹部を触りまくっていた。


?????

ミーさんがご乱心した。


下腹部を触りまくるミーは突然泣きながら俺に抱きついてくる。


反射的に抱きしめてしまうが、ミーは声を出して泣くのであった。


「感動的ですね。

 グスッ‥。」


何故かNo.9さんがもらい泣きしている。


ミーが泣きじゃくって話を聞けないので、当事者にに聞くことにする。


「ミーに何かしました?」


嫌な予感もあったので声に少し怒気が込められてしまった。


「はい、しました。

 ミーさんが貴方を好きになってしまって苦しんでいたので、ちょっと手助けを‥。」


手助け?

あ〜聞くのが凄く不安だ。


「手助けって?」


聞かない訳にはいかないので恐る恐る尋ねる。


「性別を女性にしてあげました。

 二度と元に戻れないのに貴方も思って‥。

 愛ですね!」


No.9さんがさらりととんでもない事を告げるのであった。

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