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大事な事1


朝からどんちゃん騒ぎで疲れてしまったが、依頼以外にも大事な事があるのを忘れていた。


ミーの事だ。


引き取ると決めていたが、本人ときちんと話をしていない事に気がつく。


大事な話があるとミーを呼び出し、2人っきりで話す事にする。


 ・

 ・

 ・


「ごめんね、急に呼び出したりして‥。」


どんちゃん騒ぎに巻き込まれて疲れているだろうから謝罪する。


「とんでもない!

 頭を上げて下さい!」


俺が頭を下げた事でミーには驚かれてしまった。


「話なんだけど‥。

 君の事を俺が引き取りたいと思っている。

 もちろん嫌なら断ってくれてもいいよ。

 あくまでも君の意思を尊重したい‥。」


親元に帰したい!と言う言葉をのみ込む。

口減しで売られてしまっているので親元に帰るのは厳しいらしい‥。


ミーは俺の話を聞くと困惑した顔で口を開いた。


「その‥

 本当に私を引き取ってくれるのですか?

 獣人でもいいのですか?」


困惑の理由はやはり獣人の事を気にしているようだ。


「全然問題ないよ!

 むしろ獣人が良い!!

 だから安心して!!」


上手く気持ちを伝える事ができなかった。

側から見ると変態のように聞こえるのであった。

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