216/628
大浴場
嬉しい!
イスカのお父さんがバスを褒めてくれた。
珍しいとか怖いとか散々な事を言われてきたから、素直に褒められて嬉しかった。
あの重厚なタイヤを褒めてくれるとは‥。
あの大きさ!
あの重厚感!
いやぁ、わかる人には分かるんだな。
気を良くした俺はイスカのお父さんを2階のプライベートルームに招待する事にした。
途中座席の所でいろいろ質問攻めにあったりした。
もちろんUSBにも反応していた。
そんなに気になるかね、あの穴。
イスカのお父さんを2階に招待するそのまま大浴場に連れて行った。
イスカのお父さんにお風呂の良さを知ってもらわないと‥。
俺は妙な使命感に駆られていた。
浴室に入るとイスカのお父さんは驚いていた。
「何て広さだ!
いや、おかしい!!
バスの幅より広いなんて‥。」
たしかに正論だ。
まぁ、女神様の力のおかげなんだけどね。
驚くお父さんに湯船に入るように促す。
もちろん、掛け湯はきちんと教えて実践してもらった。
「あ〜気持ちが良い!」
イスカのお父さんが浴室に声を響かせた。
気持ちの良さそうな顔を見て、俺も満足するのであった。