表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
208/628

整列


 想像より立派だった宿屋に驚いてしまったが、俺も日本では大きなホテルに泊まった事あるし‥‥別にビビったりしないから。


何事もなかったように宿屋の扉を開ける。


思わず目を見開いて驚いてしまう。


吹き抜けのフロアーは広く、2階3階が遠く感じてしまう。


え?

本当に木造なの??


木造でここまで天井高いの??


目線が上にいってしまうが驚きポイントはそこだけではなかった。


中に入ると従業員が整列している。


ん?

誰かVIPでも来るのかと思ったが、先頭の方にイスカさんがいて手招きしている。


え?

俺の出迎え??

何で???


恐る恐るイスカさんを目指すが、横を通過した従業員が頭を下げてくる。


何故だろうか従業員達の目が怖く感じてしまう。


歓迎してくれてるんだよね?


思わず疑いたくなるレベルで睨まれてしまっていた。


俺はこの時、巨大な蜘蛛の巣に足を踏み入れていたとは露にも思っていなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ