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実家2


イスカside*************


懐かしの我が家の扉を豪快に開けて叫ぶイスカ。


「今帰った!」


いきなり叫び出したイスカに実家は大騒ぎ。


イスカの実家は大きな宿屋を経営していて従業員なども沢山いたので、全員が困惑していた。


新しく入った従業員はその不審人物を警戒したが、他の者は面倒な奴が帰って来たと少し嫌そうな顔をしている。


イスカの大声を聞いてご両親も慌てて玄関に集まってきた。


「お、おかえり。

 珍しいな、何の連絡もなく帰ってくるのは。

 もしかして彼氏でも連れて来たか?」


イスカ父が焦りながらも冗談混じりに話しかけてくる。


イスカ父以外は結婚というキーワードを聞いてドキッとしている。


何故かと言うと、なかなか結婚しないイスカにその話題を振る事はタブーになっていたからだ。


イスカ父の言葉にイスカがキレだすかと思っていたが、イスカの口からは意外な言葉が発せられた。


「うん、彼氏じゃないけど大事な獲物。」


イスカが獲物呼ばわりしたのでその場の全員が固まってしまう。


「その人がこっちに向かってるから皆んなで出迎えてね。

 ちなみに今日この場で結婚までもっていくから協力して。」


イスカ以外の者は耳を疑っていた。


冗談?かと思えたがイスカの顔は大真面目であったので本気なのがわかった。


「それでは彼をゲットする作戦を説明するね。」


イスカの絶対に負けられない戦いが始まる。

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