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冒険者ギルド1


昼食は既にバスの中で済ませたので先に冒険者ギルドに向かう事になった。


個人的には依頼を先に終わらせたかったが、冒険者はなるべくならその街のギルドに顔を出した方がいいらしい。


自分は運転手であって、冒険者は身分証明の為だとは口には出さなかった。


だって、イスカさん、サバルさんは冒険者ギルド関係者なので‥。


街中でバスは走らせられないので徒歩で冒険者ギルドを目指す。


メンバーは葵さん、アリア、イスカさん、サバルさんである。


天使である葵さんは目立ちすぎるのでステルスモードで横になって付いてきている。

俺とアリアにだけは見えるようになっているらしい。

見える人を限定出来るとか、もうステルス云々ではないような気がする‥。


街を散策しながら冒険者ギルドを目指すが、やはり中心的な組織なのか街の一等地にその建物はあった。


王都の3階建ての立派な建物を見てるのでかなりランクは落ちるが、それでも周りの建物に比べると立派な建物だ。


なろう系のパターンでは、美人と歩いているので絡まれる事を心配しながらその扉を開ける。


王都のギルドに比べると人は多くないが、それでも20人ぐらいの冒険者がいるようだ。


建物の中に入ると一瞬視線が集まり、何故かガヤガヤしていた音が止まる。


シーーーン


思わず唾を飲み込む。


お願い、誰か喋って!


この空気を変えてくれる勇者を期待したが中々現れない。


そんな時、悪い意味で流れを変えてくれる悪役が現れる。


「プッ、しょぼいギルド。」


音しては小さいはずなのに、イスカさんの声は建物内に響き渡るのであった。

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