表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
186/628

ソトの街


バスは色々あり過ぎたが何とかソトの街に辿りつく。


長がった‥。


予想の10倍ぐらい時間が掛かってしまったようだ。


もっと気楽な旅だったはずなのに‥。


思うところはあるが、まずはやる事をやらないと‥。


バスを街の近くに停め、門番に話しかけに近づく。


最初は不振がられるが王様からもらった紋章の刺繍された布を見せると、たちまち態度がかわる。


まずは捕まえた盗賊達を引き渡す事にする。


人数が多いので門番の1人が街の衛兵達を呼びにいく。


その間に格納庫にいる盗賊達を外に並べていく。


もちろん力作業なので葵さんの出番だ。


葵さんは盗賊を鷲掴みにすると地面に落とす。


ん?

いつもの葵さんより乱暴な気がするが‥。

機嫌でも悪いのかな?


葵さんが結構雑に並べていく。


もちろんキキとララも一緒だ。


2人が泣きそうな顔で俺の事を凝視してくる。


いや、いくらそんな顔したからって助けないからね。


心を鬼にする。


後からきた衛兵達が全員を連れて行く。


賞金が出るようで後で冒険者ギルドで受け取りに行く事になった。

もしかしたら賞金首がいるかもの事。

まぁ、お金はあまり必要じゃないけど貰えるなら喜んで貰うけど。


キキとララが最後まで俺の事を見てくるのであった。


さて、ここでサムさんとビクトリアと別れる事になる。


サムさんはまた会いましょう!と熱心に握手してくれたが、ビクトリアは目すら合わせてくれなかった。


表情も暗かったのが印象的だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ