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真面目な話


バスの車内が酒くさくなったので換気をする事に。


ビクトリアさんは満足したのか気持ちよさそうに眠っている。


アリア、イスカさん、サバルさんも同じように眠ってしまった。


ミーは俺の隣でウトウトしていたので座席に連れて行ってあげて眠らせた。


葵さんは片付けをやってくれているので今はサムさんと2人っきりだ。


ちなみにサムさんは酔い覚ましに水を飲んでいた。


「このミネラルウォーターは本当に美味しいですね。」


サムさんがペットボトルと水を飲みながら感想を伝えてくる。


「そう言えば気になってましたが、サムさんは俺の出す物を欲しいとか言わないんですね?」


ビクトリアやアリアと違う対応なので尋ねてみる。


「う〜ん、素晴らしいとは思うのですが、手に入れて商売をしたいとは思いませんね。」


やり手の商人に興味を持った。


「そもそもこれらの商品はトウマさんしか手に入れることは出来ませんよね?

 もしトウマさんに何かあれば商品は手に入らなくなります。

 商人はそんな危ない橋は渡りたくない。

 やはり複数の入手先がないと安心して商売が出来ないですね。

 後は素晴らしい商人なので、何処ぞの貴族や王家に目をつけられるとあとあと面倒になりますので‥。」


経験があるのかサムさんが少し遠い目をしていた。


「もし可能でしたら私用に頂けると助かります。」


ウインクしながら茶目っ気を出すあたりがやり手の商人だと思った。


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