表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
179/628

昼食8


プライベートエリアである2階に上がるとそのまま冷蔵庫を目指す。


冷蔵庫自体の高さは180センチぐらいなのだが、扉を開けると実は中に入れるようになっている。

そしてそこには有りとあらゆる食材が用意されている。

なろう系お得意のチートだ。


冷蔵庫に入ると其処はあり得ないぐらい広い空間だ。

それはもう大型のイ○ンである。


トコトコと飲み物コーナーを目指す。


『お酒』と書かれた棚を見つける。


さて、アリアに何を呑ませるか‥。


まずはビール

次に梅酒かなぁ。

あとはカクテルを数種類‥。


俺が真剣に選んでいると背後から声が聞こえる。


「それは発泡酒ですよ。」


全く気配が無かったのでビックリしてしまう。


振り返ると笑顔の葵さんがいた。


俺が何を選ぶか気になったようで追ってきたようだ。


「これ発泡酒なの?

 ごめん、俺呑まないから詳しくないんだ。」


俺は実は下戸だ。

何度か呑んだことはあるが身体が痒くなったりして、いつも後悔することになった。

詳しく調べてないが、たぶんアレルギーだと思われる。


「では、詳しい説明しますね。」


いや、あまり興味がないので聞きたくないとは言えない雰囲気だった。


葵さんの目が鋭くなっていたからだ。


「日本の酒税法では「ビール」、「発泡酒」の定義として、それぞれの麦芽使用率が決まっています。「麦芽使用率(麦芽比率)」とは、水やホップ、酵母を除いた原材料の重量に対する麦芽の重量割合のこと。日本では酒税法上、「麦芽使用率」が50%以上のものを「ビール」、50%未満のものや、50%以上であっても使用可能な副原料の範囲を超えたものは「発泡酒」に分類されます。」


説明なが!

え?

ここまで詳しくする必要ある?


やばい、早く終わらせないと。


俺はビールを急いで手に取るのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ