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昼食6
好評だったカルピスのお代わりを作りに2階に1人で戻ってきた俺。
このまま普通にお代わりを作っても面白くないので1ついたずらをする事に。
いや、違うよ。
変ないたずらじゃないからね!
「お待たせ!
お代わりを持ってきたよ。」
俺はトレイに載せた飲み物を皆んなに配る。
待ってましたと受け取ると皆んなが一斉にカルピスをガム飲むする。
そして‥。
ブーー!
サバルさんとサムさんが吹き出してしまう。
他のメンバーは驚いているが吹き出すまではしなかった。
「な、何なんですかコレ?」
ビクトリアが早くも食いつく。
「カルピスに炭酸を追加してみたよ。
炭酸だと分からないから泡と思ってもらえればいいかな。」
サバルさんとサムさんには刺激が強かったかな、少し反省。
「喉がシュワシュワして美味しいな。」
アリアには好評なようだ。
「ん?
そう言えば、昔これに似た物を呑んだことがあるような‥。
独特の苦味があって美味かったが、ぬるくてあまり量は呑めなかった。」
アリアが何かを思い出したようだ。
ここでも俺は間違いを犯すのであった。
のにち、食のビクトリアと双璧を成す怪物の誕生であった。