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昼食5
俺の一言で劇的に大人しくなるビクトリアであった。
俺に跨っていたがノロノロと降りて食事に戻る。
やっと平和が訪れたかと思われたが‥。
カルピスを飲んだサバルさんがとんでも無いことを言い出す。
「ト、トウマさん!
この飲み物は何ですか!?
白くてドロッとしてて‥。」
何だろう、展開がよめてきたような‥。
「私は経験がないので分かりませんが‥。」
うん、それ以上喋らないで!!
「これってトウマさんの精液ですか?」
ブッッ!!
サバルさんの言葉に他の人達が口からカルピスをふきだす。
「違うから!!
マジ、さすがに怒るよ!!」
怒りで我を忘れそうになる。
「だって‥。
白くて、ドロッとしてて‥。
こんな飲み物って‥。」
いや、精液って飲み物じゃないから!!
その後、葵さんにも間に入ってもらってカルピスの説明をするのであった。