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キキとララ


不釣り合いな名前がわかったところで今度こそ乗車させる事なったが‥。


またブザー音と共に弾き出されてしまう。


親子が抗議なのか睨みつけてくる。


今度の理由は何だぁ?


『危険物は持ち込めません。』


無機質な声が響く。


危険物だぁ?


俺は親子を睨みつける。


親子は乾いた笑いで応える。


「すいません、武器は持ち込めませんのでそちらの女性に渡してもらえませんか?」


俺は葵さんに武器を受け取ってもらう事にする。


「「チッ。」」


親子が悪態をつく。


葵さんが手を出すと、どこに隠していたのか双剣と大剣を渡してくる。


そんなの持ち込む気だったの?

コワ!


武器を預かったので再度バスに乗り込む親子。


バシッ!


また弾き出させる。


『危険物は持ち込めません。』


また無機質な声が聞こえる。


まさかバレるとは!?的な顔で驚く親子。


「何処に隠してもわかりますからね。」


葵さんが親子にプレッシャーをかける。


「ちょっと待って下さい。」


親子がバスから離れていく。


何かゴソゴソとやっている。


「ママ、奥まで入れてるから取れないよ!」


「ウッ‥。」


「ママ!?

 何か変な声だしてるの!?」


親子の会話が聞こえてくる。


ちょっ何処に隠してるの??


それから数分後、小型の隠しナイフ等が葵さんの手に載せられる。


何故かナイフ等は濡れているのであった。


受け取った葵さんがそれはそれは嫌そうな顔をしていたのは印象的だった。

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