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サンドイッチ


 葵さんのセクハラ騒動があったが、治療自体は順調みたいなので他の人が心配になり一階に戻ってきた。


 俺が2階から降りてくるとすぐにお姫様と他の騎士が近寄ってきた。ソフィアさんだけを連れて行ったので心配しているようだ。


「ソフィアさんの治療は順調です。すみません、基本的に2階はお見せできない場所ですのでご了承ください。」


俺はお姫様達に頭を下げる。


「盗賊から助けてもらっただけでも有難いのに治療までして頂いて‥。本当にありがとうございます。」


 お姫様が頭を下げると他の騎士も全員頭を下げてくる。こうやって部下の為に頭を下げる上司が羨ましいと思った。


「それでは、お疲れでしょうから皆さん座席に座って下さい。簡単な食事を持って参りますので、少しお待ち下さい。」


 手伝おうと言ってくれたメイドさんを2階に入れる訳にはいかないので、やんわり断り2階のキッチンに行く。


「あんまり豪華なものを出しても消化に悪そうだし、そもそも座席では食べられないのでメニューはサンドイッチとアイスティにした。」


食材は冷蔵庫にあったので、ハムサンドの卵サンドを作り、アイスティは紙パックの物を用意した。


それにしてもこの冷蔵庫凄い!欲しいと思った食材が全てあるんだよな。

俺は冷蔵庫に感心していた。


ちなみにこの冷蔵庫は女神様特製なので、斗馬が欲しいと思った食材が全て揃うようになっていた。


2階から運んだ食材をメイドさんに配ってもらい食べてもらった。


「何ですかこの食べ物は?この薄い白い物はパンですか?黄色いのも美味しいです。」

「この飲み物は何ですか?後味が良くてスッキリします!」

「お、お代わりを頂けないでしょうか?」

「あっ!私もお代わり!」


その後、3回お代わりをする騎士も現れるほど好評だった。

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