表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/628

突発休暇


イスカの人生を賭けた勝負が開幕する。


まずは斗馬を残して、上司であるサバルの前に向かうイスカであった。


サバルは受付嬢達を束ねる役職であった。


「サバルさん、ちょっといいですか?」


イスカが上司であるサバルに声をかける。


この時、サバルには嫌な予感がしていた。


「ちょっと体調が悪いので早退したいです!それと明日から1週間の休みを下さい!!」


イスカが吠える!


いや、どこが体調悪いの?

とは言えずに言葉を飲み込むサバルであった。


「き、急な休みですね‥。

 そこまで体調が悪いのでしたら病院に付き添いましょうか?」


サバルは上司として完璧な対応をとったと自負していた。


だが、イスカはこの対応には難色を示した。


「チッ、余計なことを‥。」


い、今‥舌打ちしませんでしたか!?

サバルは可愛がっていた後輩に舌打ちされてショックを受けていた。


「大丈夫です。

 彼氏に看病してもらうので‥。」


何故かドヤ顔で答えるイスカ。


「えっ?」


イスカの彼氏発言に驚きを見せるサバル。


「か、彼氏って‥。

 美人でスタイルもいいのに何故か生まれてこのかた、男性と付き合った事がない貴女が‥。

 冒険者の方からは残念美人と呼ばれている貴女が‥。」


サバルは彼氏発言を聞いて動揺してしまい、心の声が飛び出してしまっていた。


「ざ、残念美人‥。」


イスカはそのあだ名は初耳だったようでかなりのダメージを受けていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ