132/628
結婚
「それでは、女神様が別枠の奥様で葵様が第一夫人と言うことになりますね。」
第二王女のサラがまとめ役をかってでる。
「第一夫人‥。
第一夫人‥。」
サラの言葉を聞いて葵さんは感動して何度も第一夫人を繰り返してつぶやいていた。
「それではそれ以外の順番を決めましょうか?」
第二王女のサラがニッコリ微笑んで話を進める。
サラの順番との言葉に他のメンバーに緊張がはしる。
すると葵さんが確信に迫る質問をしてしまう。
「貴女達は今後どうするつもりですか?
私と斗馬さんは世界を旅する予定です。
ついてきますか?
それとこの場の全員に斗馬さんと結婚する意思はあるんですか?」
葵さんに突然ブッ込まれた質問に全員が言葉を失うのであった。