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駆け引き2


 ルナ付きのメイドの意見を真っ向から否定しようとサラが発言しようとするとセイラがさらに言葉を続ける。


「大切なサラ様、ルナ様に万が一があれば大変なことになります。

最悪はトウマ様に何らかの罰が下る可能性が‥。

女神様からのお品ですが、もし万が一があれば‥。

騎士のソフィア様が大丈夫だからといって王女様が大丈夫という保証はありません。

ここは例え問題があっても誰も傷つかない私が試した方がいいと思います。」


主君思いのセイラの言葉に感動する者まで現れていた。


ちなみに当の本人はそんなこと一つも思っていなかった。本音は化粧品を誰よりも先に使いたかっただけである。


セイラは勝ちを確信し、誰にも見えないように拳を握っていた。


セイラの勝利かと思われたがセイラは一つ忘れている事があった。


メイドは他にもいる事を‥。


「ここは先輩である私達が試すべきでは‥。」


サラ付きのメイドのユウ、ユフィの2人が微笑みながら口を開いたのであった。

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