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決めた


イスカは重い足取りでギルド長のいる部屋を目指す。後ろには冒険者のトウマが着いてきている。


ギルド長がいる部屋に案内して、そのままハイさよならしたかったがそういう訳にはいかないので同席することに。


「まさか、本当にエタルに行ったのか?」


ギルド長が目を見開いて驚いている。


私が受付嬢になって数年、ギルド長がこんなに驚くのを見るのは初めてだった。


「はい。

 なかなか素敵な村でしたよ。

 エルフの皆さんも良くしてもらえたので。」


トウマさんの笑顔が若干の引きつってきたのは気のせいだろうか‥。


「じ、実在したのか‥。

 正直、信じられない。」


ギルド長がかなり混乱しているのか思っているの事を口にしたようだ。


いやいや、証明書もあるしそこはうたがったらダメでしょう!


自分の上司を心の中で注意する。


「まぁ、信じられないのも仕方がないですね。」


トウマさんからのフォローの言葉。


うん、やっぱりこの人良い人だ。


ヨシ、この人の妻になる。


私は運命の人にロックオンするのであった。

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