表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
101/627

シルフ


 突然現れた空中に浮いてる女性。耳が尖っていて大きな翼が生えている。


明らかに人間ではない。


ヒラヒラとした透けた衣装を着ていてるのでスレンダーな体型なのがわかる。


アリアやソフィアさんが身構えない事から敵ではなさそうだ。

まぁ、慈愛に満ちた笑顔の美女が敵なわけないけどね。


とにかく相手の出方を待つことにする。


「おめでとうございます!」


女性が突然叫び出す。


口を動かしていないのに声が聞こえてくる。後で葵さんに聞いたがテレパシーのようなものだった。


「あの‥。

 何のことでしょうか?」


お祝いされる身に覚えがないので質問する。


「何をって結婚ですよ!

 今、二人で誓いの言葉を言いましたよね?

 気にかけていたアリアが結婚するとは‥。

 我が子のように嬉しいです!」


女性は感激したのか少し涙ぐんでいる。


俺が困惑しているとアリアが話に参加してくる。


「シルフ様、お久しぶりです。

 過去に一度だけお会いした事がありましたが、まさか覚えていて頂けるとは‥。」


アリアが深々と頭を下げている。


ん?

今、シルフって言ったよね?

たしかシルフってゲームとかに出てくる四大精霊の一人だったはず。

たしか風だったかな。


すげー、四大精霊だよ!

まさかそんな有名人に会えるなんて!!


俺はシルフが出現した理由の事は忘れて喜んでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ