魔法使っちゃいました?!
新鮮いちご「前回のあらすじ。」
光希「えーと、夜空から落ちたなにかを探しに出かけた先は「桜ノ丘」と呼ばれる桜に囲まれた小さな丘で、真ん中に落ちていた桜のペンダントを持ち帰り、いつものようにスイーツを作っていたら謎の呪文が頭に響き、それを言ったら桜のカップケーキが物になって、小さなケースにはめたらまた頭に呪文が響き─────…
続きは本編で!
また、頭に響いた言葉───それは。
ス イ ー ツ パ ラ ダ イ ス 。
◆◆◆
「スイーツパラダイ……スっ?!」
また頭に響いた謎の呪文を唱えたら…ケースとカップケーキ(物)が光って…
私もその光に包まれて…出てきた私は────
明るい茶髪、グリーンの瞳、長いまつ毛───
そしてよく見る、魔女の衣装…ではなかったよ。
メイドさんが被ってるレースのひらひらみたいなやつが頭に乗ってて…
首に桜の首輪がはめられてて…
腰には着物の時のリボンみたいなのが巻かれてて…
スカートはすごい短いけど、レースがついてて…
服の部分は綺麗なクリスタルがはめ込まれてる…衣装。
自分で言うのもなんだけど、めっちゃ可愛いです。
◆◆◆
「あれ、でもなんでこの姿に…?」
『それはあなたが…この世界初の魔法少女になったからです』
「へーそうなんだ。ってえ?え?返事帰ってきた?」
『あなたはこの世界初の魔法少女なので祝福のQ&Aを授けました。なので、質問に返答が返ってくるのです。』
「へー。そーなんだ。ちなみに今の私って何が出来る?」
『スイーツの力を借りて色々出来ます。』
「詳しく!」
◆◆◆
スキルさんによると、スイーツソリッドステートで固めたお菓子の力を使って戦えるらしい。
たとえばあの、桜のカップケーキは桜の吹雪を起こせたり、チョコスプレー嵐を起こせたり、チョコペンの効果は…えっと、糸みたいに使えるみたい。壁にもできるみたい。まあ、チョコペンはほとんどなんでも出来るみたいだね。
なんか魔法少女が産まれると確実にトラブルが起きるみたい。
それだと私トラブルメーカーみたいじゃん。
んで、それを倒すのが魔法少女と。
正体がバレない限りは人前で魔法使ってもいいんだってよ。
もうこの世界は魔法が存在するようになったから、だって。
だから私は、使える力を増やすためにお菓子を作ります。
◆◆◆
あれから6ヶ月後…半年。
私は毎日3個はお菓子を作り…
今や固めたお菓子は500をこえた。
全てセットしてあるけど、覚えとかないと使えないから…頑張って暗記した。
そしてセットしたお菓子全て使えるようになった…!
努力は報われるってコトだね!
◆◆◆
しかしその間は悪者は登場しなかった。
スキルさんによると、まだこの世には一定以上の絶望をもった人が生まれていないらしい。
絶望の量が一定を超えると「悪魔」となり、世の中をめちゃくちゃにする存在が生まれるんだって。
まあ平和が1番…と思ったんだけど、ついこの間生まれたらしい。
初めての任務…頑張るぞー!