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少年は刀一本でPKになる  作者: 鳩乃蕃茄
PKのはじまりはじまり
44/79

ボス戦3-煌々と輝くは剣

あ、15万PVありがとうございます。3万くらいで喜んで友人に鼻で笑われたあの頃よりも僕は上手くなってるのでしょうか



─8:59分──


設定されたアラームが止み、出てくるは別の精霊。


「皆様お初にお目にかかります。今回は姉上でなく、わたくしが開始を宣言させていただきます。イベントボスバトル3戦目。それではスタートです」


ボス戦への道が開き、挑戦が可能になった。


さて、今回の作戦は知っての通り、そもそも攻略組(笑)と戦わないでボスだけを殺すというものだ。

そのため始まった直後の動きはバラバラだ。

例えばボス攻略班は武器をしまい速攻で森に突入し、一直線に向かう。

例えばそれをゴブリン達から護衛する部隊もある。

そして俺たち─妨害班はというと……




「邪魔すんなよ!ちくしょうつまんねぇなぁ!?」


「そりゃ自分達が活躍できないゲームはつまらないに決まってるだろう。あ、そこ後ろな」


釣られて振り向いたやつが横から刺され1人天に召される。


まあ要するに、前回やったことをさらに酷く、めんどくさい(相手視点)ようにしたのだ。

やってることは至って簡単。

俺が正面で斬り合いをして、殺しつつ横やら後ろやらからメイプルズの2名卍堕天使卍と†魔法剣士†が油断したやつを奇襲、NATOさんが罠を仕掛けながら弓で後方支援と工作、高田馬場が全体の管理と俺の漏らした敵を仕留め、メイプルズのもう1人とヘンゼル雄一が後方支援の弓兵やらを撃破とまあ

これをやってるわけだっ!

慌てて前衛の剣を躱し、バックステップで下がる。


「おい今説明中なんだが」


「なに言ってんだあいつ。残ってる弓兵隊、用意!放て!」


タンクやらの前衛と戦ってるが、時折こうして後ろから矢が飛んでくる。が、そんなもの既に対策してるに決まってるだろう。


「【飄風】」


突如として俺の周りに風が吹き、当たるはずだった弓矢が吹き飛ばされた。

コンボを10消費。痛い出費だ。


『おいNATO!ちゃんと仕事してくれ!!』


『うるせぇ!ちょっと待て!罠の設置が完了したからやるよ【アシッドショット】』


背後から緑色の閃光が奥にいるであろう弓兵に当たる。一見順調に見えるが…






『なあ高田馬場』


『ん?どうした?後ろ注意』


『っと、いやさ、これ残りHP的にきつくないか?』


いつの間にか背後に回ってきてた斥候をアタリをつけてノールック忍殺。お、ヒット。


というのもかれこれ15分ほどやっているが常に神経を張り巡らせ、誰も進めないようにするのが以外とキツい。

致命傷は負ってないが、それでもかすり傷は負う。

今はなんとか、前衛を壁に後ろの剣士やらをこちらに来させないようにしてる、が


ほらそんなことを言ってる間に数人飛び込んできやがった。さすがに数人を同時に相手取るのはキツいか…


『ヘンゼル!』


『ツキハお前ほんと人使いがあらいよな』


愚痴を漏らしながらも後ろで俺とは別に数人を相手取り、構える。


『高田馬場、前衛は任せたぞ』


『了解だ。NATOさんは後衛に下手に手を出せないようにしてくれ!多分そろそろマーガリンも来る』


『あいよ!』


こうして妨害班では乱戦は始まった。






<10分ほど前のボス攻略班-オッサン視点>


始まった瞬間速攻で森を突っ切ってボス戦のステージに来た訳だが……

が、だ。


「これはめんどくさいな」


そう。今回のボスは何を隠そうクソみたいにデカいクモだったのだ。しかも後ろには今までなかったはずの岩窟。


「どうする?」


「そりゃもう」


ゆっくりと騎士剣を抜き、立ち上がる。


「行くしかないでしょ」


「だねぇ。んじゃまあヘイトはおっさんに明美さんに俺の順番だ」


「ほいよっと」


騎士剣とカイトシールドをメニューから出し、散歩でもするような気軽さで近づき、盾+剣士で獲得の【ヘイトリアクション】を使用しついでに目の前のクモの目ん玉を切りつける。


「ギチギチギチギチギチギチギチギチギチ」


「おーおーキレてるねぇ」


ボスに発見されたのが判定になったのだろう。

どこからともなく壮大なBGMと共にクモの上にネームが現れる。名前は…


〈The faithful Konoe spider 〉


唐突の英名だが適当に和訳すると忠実なる近衛クモってか。


『それじゃ前衛は頼んだ。こっちも支援してく』


Y高須からのVCが流れ、言ってる傍から防御バフと攻撃バフが来てるか。


「それじゃいくわぁ♡【フォールドブレイク】!!!」


ガーン!!


「おいおい」


削れはするが明美自慢のトマホークがクモの足を折ることが出来ないときたか。

それどころかトリガーを踏んだらしく、またギチギチと不快な音を鳴らしながら暴れだし、周りに糸を吐き散らかしだしたやがった!


「うわ気持ち悪い」


暴れる足を盾で防ぎいなして後ろには行かせない。


「触れんなよーあれ見りゃ分かるけど触れただけで溶けるか張り付いて動けなくなる」


「こっわ」


『えーそろそろ糸吐き攻撃が終わそうですね。多分終わった直後止まるんで弓兵と魔法使いの人達は一斉にお願い致します。撃たれたらまた怯みそうなんでそこを近接の人達は最大火力で頼みます。

んで最後に、高須ヘイトスキル頼んだ』


そういいながら後ろのY高須だっけかとその仲間たちだろうやつらが全体にバフを飛ばしてくれる。ありがてぇ


「さて、俺らも構えますかね」


盾を仕舞い剣を地に突き刺す。


「さっき弾かれた仕返しをしなきゃいけないわぁ」


「火力頼みましたよ。こっちは責任もってやりますから任せてください」


「そんじゃ早速【La loyauté envers mon seigneur】」


剣の()が開かれ宝珠が光り出す!


近衛クモの糸吐きが終わり一瞬止まる。

そこに数多色とりどりの閃光が煌めき近衛クモが怯み、ダウンした。

そして煌々と輝く剣を振り上げ、最後の一節。


「【Coupure de flammes cramoisie】」


ゴォ!と瞬く間に剣が火を、真紅に輝く巨大な炎を纏う!


「いくぞ」


元の剣のサイズを遥かに超えるサイズの炎と化したソレを、振り下ろした。

実質今回の主人公はオッサンでは


ところで話は変わるのですが、お客様の中にネーミング自信ニキとかいらっしゃりませんか?

いや別に飛行機の中で病人が出たとかじゃないんですが、僕、実はネーミングセンスが壊滅的でして(多分今まででバレてる)

今回のGoogle翻訳すれば出てくるレベルのフランス語ですし。なんでもいいんで武器名とアクションスキルの名前(スキル名でも化)効果を書いて感想分に書いて頂ければ音速で返事します。

あ、それ以外の感想指摘、ブックマークとかも待ってます

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