表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年は刀一本でPKになる  作者: 鳩乃蕃茄
PKのはじまりはじまり
16/79

15 ボスはハメ殺しに限る

今回ステータス上がるのに前にステータス書いたのがLv12とかだったので上げときます。


レベル15


種族 人間

HP800

MP30

STR280

DEX130→160

VIT10→70

AGI270

INT10

MND10

LUK10


残りスキルポイント 15

忍び足 LV13

直剣術 LV10

偽装 LV20

奇襲 LV10

危機感知 LV13

蹴術 LV12

暗視 LV6

居合術 LV16

武道 【刀】LV15

気配遮断 レベル10

投擲術 レベル5

ナイフ術 LV10

道中のプレイヤーをなぎ倒しながらクマの元に早速向かった。

草原を越え、山に入って結構歩きようやく…



「見えてきた」


「あれか」


「そうみたいだね〜じゃあ私は罠の用意するね」


そういやこいつなんで狩人なのに動物じゃなくて人間狩ってるんだ???


「そんじゃ最初っから本気で行きますか」


鞘が腰に差さってることを確認し、念の為ナイフも装備しておく。


「おう」

オッサンも騎士剣の用意は万端なようだ。


「じゃあさっき話した通りに」





ビックベアは堂々とボスエリアの真ん中にいた。

あ、イノシシ食ってる。

お食事中悪いがと言わんばかりにおっさんが近づき首に振り下ろすが当然刺さるだけで深くは当たらない。

ならばと近づき【一閃弐式】を放つ。今回は首ではなく右腕だ。

一撃、横凪に振るわれた剣戟は上手く当たったがまだ切れない。

二撃、今度は返しに両腕で思いっきり振り下ろす。

案外脆かったが切り落ちるとまでは行かないらしく、自由に使えない程度にボロボロになってる。


当然ビックベアは怒っている。そりゃ突然ご飯中に切りつけられたら怒るだろう。俺だって怒る。

ビックベアがすんごい血走った目で睨みながらヘイトの高い俺に突進してくる。

今すぐに逃げたいが、硬直で動けない。

強力なアクションを打つと体が動かなくなるのだ。

だが、ビックベアの腕はボロボロだ。

かなり走るのが遅い。更におっさんが防御に徹してくれている。…というか剣が抜けないから必死に抜こうとしてる。

こんなに時間が開けばマーガリンは罠を設置しているはず……たぶん。


「おっけー罠設置完了〜」


マーガリンからの声が聞こえ、ちょうど硬直が解け、全速力で逃げる。

ビックベアが追いかけてるけど途中で罠…うん。何を思ったら落とし穴の中にトラバサミ仕込むってかんがえるの???

から物凄い悲鳴が聞こえる。熊でも悲鳴とかあるんだな。


「あ、トラバサミ入れすぎちゃったかも〜」


「うっわ」


こんなくだらない話してる間にもオッサンが淡々と切りつけてる。どうやら剣は抜けたらしい。


「速くしろよー」


「了解」


刺して切って蹴ってそんなことを3人でやって5分ぐらいやってたらクマさん死んでた。お、結構経験値美味しい。



「お二人さんありがとな」


「いーやこっちも美味しいからWinWinだ」


「どー致しまして」


『パーティ隣の凸凹3人組がビックベアを撃破しました。第2街カーバンクに行けるようになりました』


アナウンスが恐らく俺たちだけに響く。

パーティ名あんなに決めたっけか。


「これシステム化して経験値稼ぎ出来ない?」


「具体的に?」


「多分だけどリポップ場所が固定だと思う。そこにこの落とし穴を設置して袋叩き」


「まあやってみる価値はありそうだな」


「リポップまでの時間が分からないからな〜」


ボヤいてたら


「これ多分1回倒せばそこの石碑で何度でも復活するタイプだわ」


なんかおっさんが発見したらしい。


石碑に触れる前にビックベアがいた場所にさっきの落とし穴を仕掛ける。ついでに刃物の数も増やしといた。

石碑に触れてみる。うんクマさん空中に復活。そして落とし穴にダイブ。中からまた物凄い悲鳴が聞こえた。心を鬼にしてまた同じく刺したり切ったり蹴ったりを繰り返し今度は6分位で死んだ。経験値美味しい。


「これ良くない?」


「あー用事あるからあと3時間くらいな」


散々同じことを繰り返してレベリングした。




結果...


名前 : ツキハ


Lv19


種族 人族


HP800

MP30

STR280→320

DEX160→200

VIT70

AGI270→310

INT10

MND10

LUK10


残りスキルポイント 10

忍び足 LV13

直剣術 LV10

偽装 LV20

奇襲 LV15

危機感知 LV13

蹴術 LV16

暗視 LV6

居合術 LV19

武道 【刀】LV18

気配遮断 レベル10

投擲術 レベル5

ナイフ術 LV10

隠密 Lv1 New!


と、言う感じになった。居合術と刀は新しい技を覚えたが、オッサンが速く新しい街を見たいと騒いでたので(擦り付け)確認せずに行くことにした。あと、新しく隠密というスキルをとった。これは気配遮断とは違い、姿が見えにくくなるらしい。まあLv1だから効果は薄いが。



歩くこと5分くらい。城壁に囲まれた街が見えてきた。あそこがあそこが新しい街カーバンクらしい。とりあえず中に入って宿屋を探して今日は落ちた。

ちなみに言い忘れてましたがレベルひとつ上がるとステータスポイントが30入ります。スキルポイントは1とかだったハズ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
クマさんが可哀想だよォ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ