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コピー

すみません、探索まで行かなかったです。

次回は探索と新キャラ登場です。


 スキル: コピー を使用する感覚は、何となく分かっていた。半径5m程の球状の射程で念じるだけで発動できる。集中が乱れると失敗してしまうが、今は妹弟2人からコピーするだけだ。失敗はしないだろう。

『コピー』


 『コピーが成功しました。コピースキル: 牙Lv3 : 影魔法Lv3 : 超再生 : 原始料理Lv8 : 混入Lv6 : 切裂くLv5 : 毛Lv5 : 魔爪Lv3 : 砂魔法Lv3 : 原人Lv3 : 観察眼Lv3 : 五感操作 : 精神耐性 : 魔力体作成 : 肉体強化 : 悪食 : 工作を手に入れました。

 統合できるスキルがあります。統合しますか?』


 統合だって?スキルが劣化するのは知ってたが、統合も出来るのか?あ、コピーの能力じゃないなこれ。森羅万象の能力だ。納得した所で、とりあえず統合する。


 『コピースキル(: 原人Lv3 : 毛Lv5 : 牙Lv3 : 魔爪Lv3 : 原始料理Lv8 : 混入Lv6 : 切裂くLv5 : 肉体強化 : 悪食 )を統合、統合スキル: 魔人 を取得。

 コピースキル(: 砂魔法Lv3 : 影魔法Lv3 )を統合、統合スキル: 砂影魔法Lv3 を入手。

 コピースキル(: 観察眼Lv3 : 魔力体作成 : 工作 )を統合、統合スキル: 魔力工兵隊 を入手。

 ステータスを更新しました。』


 「二人とも見てくれ。ステータスが更新された。」


職業:未熟者(0/300)

SP:10

魔力:470

MP:340

スキル

: 鱗Lv3 : 過集中Lv9 : 成長 : 訓練 : スキル習得難易度低下


コピースキル

: 超再生 : 五感操作 : 精神耐性


統合スキル

: 魔人 : 砂影魔法 Lv7: 魔力工兵隊


ギフト

: 森羅万象 : コピー : オールブースト


・魔人

あらゆるものから魔素を取り込み、自身の力とする。魔力とMPに大補正。魔法に使用するMPを少なくし、威力、規模、精度を上げる。魔力回復速度をあげる。


・砂影魔法Lv7

砂魔法と影魔法を融合させたオリジナル魔法。自身の魔力で砂と影に干渉し操作出来る。Lvが上がると、操れる範囲や操作性が上がり、精密な操作も可能になる。


・魔力工兵隊作成

魔力でできた多数の工兵を、MPを消費して作れる。定期的にMPを補給させないと消滅する。通常は土木建築を補助し、偵察などで使用すると、工兵が得た情報を森羅万象が管理報告する。ただし戦闘能力は非常に引くい。


 「兄さんは、めちゃくちゃなの。」

「俺のステータス低過ぎないかなぁ。」

「だ、大丈夫だ雪春。スキルが優秀じゃないか、統合されて輝いてるのも春雪のスキルが多いぞ!元気出せ!」

「…兄さん、無茶があると思うの。」

「ま、まぁ。現状が把握出来たところで、暗くなる前に、今日出来ることをしよう!」

 俺はまさに逃げるようにそう言って、次にすることの指示を出した。

 

 「都は飲食物の確保だ。日持ちする食料を中心に集めてくれ。雪春はこれからの生活で使えるものを家中から引っ張り出してくれ、二人とも協力して今後に備えてくれ。俺は外で世界がどうなったか、目で見て確認してくる。工作隊のスキルも使ってみたいしな。」

「分かったの。でも、私も配下作成のスキル使ってみたいの。」

「あぁ、いいぞ。整理や荷物運びの手伝いをさせればいいさ。くれぐれもMPの消費に気をつけろよ」

「了解なの。」

「よし、ほかに何かあるか?」

「あ、兄貴。何か武器になるものを持っていった方がいい。火事場泥棒とかあるから。」

「わかったよ、雪春。倉庫を漁ってみる。しばらくしたら戻るけど、俺が明日の朝まで戻らなかったら、二人で公民館に寄ってから、市役所か学校に行ってくれ。避難してくる人がいるかもしれない。それくらいかな。」

「わかったの、帰ってくる頃には終わらせとくの。」

「頼んだ。雪春は何かあれば都に相談しろよ。」

「分かってる。兄貴の方こそ、気をつけてな。」

「じゃあ、行ってくる。」

 「行ってらっしゃい」


 指示を出し、勘がよく当たる雪春の助言を聞いて、俺はリビングをあとにした。

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