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1人の男と1人の女の物語
中学校に上がり友達ができた。名をたかしと言い入学式に話してからずっと仲良くしている。たかしは顔をみるだけで僕の感情が分かるらしく真顔で考え事しているときにいつも何を考えているか当ててくる。
中学3年の時大きな分岐点に当たった。それは高校をどこにするかである。頭は大してよくなかったが悪くもなかった。いつもたかしとは競い合っていたから成績もほぼ近い。たかしに進学先について話したら「ここから近い新開高校に行こう。」と誘ってきた。僕はそれでいいと思った
高校の入学式が終わり教室に入ると1人金髪の黒ギャルがいた。その女の子のまわりに人はいなく1人化粧をしていた。僕はそれをみて目を丸くした