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『僕が異世界に転生して、ハイスペックパーティーに巻き込まれ、リーダーになった話』  作者: 都総司
第1章 ~冒険者ギルドにて(まだパ-ティー組んでません)~
4/11

冒険者ギルド3~スキルを決めましょう~

まだ冒険者登録は完了しません。

依然として、不定期更新です。

拙作をよろしくお願いいたします。

 「嘘でしょ!」

 大げさに驚いているファリナさんを横目に、よく見ると近くのギルドスタッフ全員が固まっている。

 「誰か、速く予備の測定器を持って来てくれる?測定器が壊れたみたいだわ。」

 カウンターの奥へ人間族の若い女性が走っていった。先程の結果は壊れている、だから測定されなかった事になったらしい。


 しかし、再測定の結果も同じだった。強いて違いを云うならば、大きい方は光り輝き、小さい方は光を吸収していた。


 「あなた、間違いなく人間族よね?」

 「ええ」


 一度、死んでますが、とは口が裂けても言えない。


 「セージ君。この水晶球が壊れてなければあなたの第1属性は『聖』、第2属性は『闇』よ」

 「凄い事なんですか?」

 「そうね・・・。応用属性は人間族では過去に数える程しかいないらしいわ。もの凄いポテンシャルの持ち主ね。君」

 「そうなんですか。ありがとうございます」

 「淡泊ね。本当に凄い事なんだから」


 しばらくして、落ち着いたのか説明に戻ってきた。

 「次はスキルの選択ね。スキルとは必殺技みたいなものね。もっとも魔法使い系統、ソーサラー(魔法使い)とアコライト(侍祭)は使えないと足手まといもいいとこだけど。まず、スキルの分類から説明するわね。まず、パッシブとアクティブ。パッシブはいつでも使えるというより常に発動しているスキル、逆にアクティブはMPを使用するものね。さらに分けると一般スキルとクラススキルに分かれるわ。一般スキルは冒険者なら誰でも使えて、クラススキルはそのクラスでないと習得出来ないスキルよ。初心者のお勧めはまず、一般スキルの白兵と短剣ナイフと防御ね。武器を失ったとき次の武器は大抵の場合、短剣ナイフ、それも無くなった場合は素手での戦闘しかないからね。防御は言わずもがな。これがあると、基本防御力にスキルレベル分足されるからね。じゃ、冒険者カードにある成長点からスキルを選んでね。スキル一覧表はここに置いておくから」

 「分かりました」

 「時間がかかりそうだから、出来たら声かけてね」

 とファリナさんは他の駆け出し冒険者の面倒をみに去っていった。


 しばらくして、


 「出来ました」

 と、声をかけるとまたしても、


 「君、いったい何者なの!」

 と、彼女の驚いた声がギルドに響き渡った。

2022/04/09

一部修正、加筆、削除。

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